■ 現在リフォーム中の大阪府交野市A様邸。
リフォーム内容の一つに
玄関土間タイル張替工事があります。
工事前はこちら ↓
廊下のフローリングや壁のクロスを一新しますので
この部位もリフォームします。
工事する業種はタイル屋さん。
タイル屋さんも、いつも見ていて感心しますね。匠だなぁって思います。
凹凸が激しい土間でも、見事にレベルをとって仕上げていきます。
<まずはモルタルのカラ練り>僕たちは『バサ』って呼んでます。
<凹凸の出ないように下地を造っていきます>
<下地が出来れば、セメントと水だけの材料を塗布して>
僕たちは『ノロ』って呼んでます。
バサとノロね。
何か漫才師のコンビ名みたい・・・
<タイルを張っていきます>
このようにどんな凹凸のある下地だってキレイに収めてくれるタイル屋さん。
昨今は、仕事の量が少なくなりましたね。
昔はキッチンの廻り・お風呂・洗面所の壁・トイレの腰壁・外壁、
とタイルを多く採用していましたが、
今は、キッチンパネル・ユニットバス・クロス・サイディング、
とタイルを必要としない住居になっていますよね。
だから職人さんも少なくなってきています。
こんなにも匠の技が後世に伝わりにくくなっている。
今日タイル屋さんの作業風景を見ていて、現代の建築事情を
少し感じました。
技術を継承することも大切ですが、流行りの建築事情には勝てない。
難しい問題ですよね。
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