■ 法人成りして12期目の当社。
建設は一生、破壊は一瞬と言いますが、
信用を積み重ねるのはとっても難しいよね。
でも、信頼を失墜させるのはいとも簡単。
一生をかけて、あらゆるエンドユーザーやあらゆる施設から
信頼を得るために日々奮闘中なんですが、
最近、当社所在地の大阪府枚方市でおそらく一番大きな病院から
修繕などの工事を請け負うようになったんです。
有難いことですよ。
〇〇病院のリフォームを請け負っていますというだけで
少しでも会社の信頼度って上がりますもんね。
■ ぢゃ本題に。
でもご紹介しているように、
当社は雨漏りの調査から修繕までを請け負うことが多々あります。
雨漏りってね、中々経験したことが無い人が多いかもしれないけど
実際に生じてしまった時は、ほんと気落ちするもんなんですよ。
だって明らかに入ってはいけない場所へ雨水が侵入しているわけだから
あらゆる箇所への損害が予想できますよね。
だから雨漏りをしたお家の人は、
改善されるまで毎日がとっても憂鬱なんです。
建物の最も基本的な機能は「雨をしのぐ」ことです。
その大切な機能を揺るがすのが、雨漏りトラブルです。
雨漏りの発生は、人々の日常生活にの中に、物的・経済的損失をもたらし
更には大きな精神的苦痛をも与え続けます。
建築時の不適正な施工や、経年劣化への対応不備など多岐にわたる
原因から、機能が果たされず「雨漏り」が発生し、快適な暮らしに悪影響
を及ぼす。
と思います。
そんな嫌な雨漏りが発生してしまったと、
当社ご利用回数複数回のお客様より先日お電話を頂戴し行ってきました。
大雨の際に、結構な量が漏れるということで、
雨漏り痕が付いてしまった天井も修繕したいという意向の前提で、
漏水部位を目視するために天井を一部開口して・・
怪しい部位の散水検査を繰り返し実施。
そしてたどり着いたのが、こちらの屋根部分。
こちら、専門用語で谷樋と言われる部位なんですが、
簡単に言えば、両サイドの瓦から雨水が集中して流れる部位ですね。
従い、雨の時はこの谷樋に一番多くの雨量が通るということです。
この部分は雨漏りの起因となるケースがほんと多い。
で、実際にどこから雨水が侵入したかと言えば・・・
↑ 赤い矢印の部分なんですが、
何とこちらに僅か数ミリの穴が開いていただけなんですよ。
アップ画像はこちら ↓
ね、測ってませんけど、針より少し大きな位の穴です。
この穴から雨水が侵入し、外壁と内壁の間を通り、
1階の室内天井まで伝い雨漏りする。
侮れないでしょ?
そして、中々この箇所を定期的にメンテナンスするのも
難しい話なんですよね。
でも雨漏りする前に先手メンテナンスを実施しておけば、
今回に限っては和室の天井補修工事までの費用は
発生しなかったってことですね。
でも同じような築年数で、同じような部位で、
30年.40年と雨漏りなどしたこともない。
そんなお家もいっぱいあることも確かなんですよね。
なので・・・
雨漏りは発生する前にお家のメンテナンスを
怠らず実施する方がいいのか。
雨漏りはしない前提で、発生してから直せばいいのか。
この考え方がとっても難しいですね。