■ 住宅のリフォーム業は・・・
ほんまに物知らんな。
という人間がとっても多いと、
自分が生業としている職種の程度の低さを公表したくないが、
思うことがあります。
過去、そういった場面を何度も経験したが、
一番かわいそうなのはお金を出すユーザーさんですよね。
だってプロに、ダメだとか、ここは無理だとか、そんな商品ありません。
そう言われたら諦めるしかないぢゃん。
住宅のリフォーム業を謳っている以上は、
経験が数か月であれ、数十年であれ、そんな経歴など知るわけもないし、
担当者として来てる以上は誰だってプロだと思いますよね?
この前ね、僕のお客さんからこのようなお話を頂戴しました。
知人が室内に手摺を付けたいと言っているが、
ある業者に見てもらったところ
ここには手摺を付けれないと言われた。
ちょっと足腰も弱ってきており、
どうしても自分で歩くためにここに欲しかったんだけど・・・
と思われた部位は、こういうところ ↓
左部分まで手摺はあるけど、壁が無くなるので続いて付けれない。
でも、この写真右手にドア映ってるでしょ?
このお部屋に行きたい。
ま、確かにこういった箇所は、知識が無い人が見れば簡単に諦めるよね。
お部屋の前まで無理やり手摺を延長すれば、
奥に行きたいとき、常にリンボーダンスだもんね。( *´艸`)
でも、こういう箇所には、こういう手摺があるんですよ。
遮断機式手摺
こんな感じで必要のない時は手摺が折り畳み式になってて
邪魔にならない。
ちなみに、こういった部位でも同じくOK ↓
色々あるもんでしょう?
ま。このお話の結果は、介護保険の絡みがあって僕は関わっていませんが
僕のお客さんには、こういう商品があるよと教えてあげて終わってます。
続きは聞いていませんが、
おそらく取付業者さんに教えてあげて付けたかもしれませんね。
もし、そうであれば恰好悪い話だと思いません?
プロが素人に、こういった商品があったんですけど。
って逆にアドバイスされてるわけだからね。
もちろん僕も知らない商品など世の中に山ほどあるでしょう。
でもね、何でもかんでも無い・無理・不可能ですと、
簡単に結論を出すことはどうかなーって思う。
プロなら一生勉強を怠るな。
自分や自社スタッフへも向けて、胸に刻まなきゃね。
そんなことを思った、
上野さん手摺のことでちょっと教えて事件簿でしたー( ̄Д ̄)ノ
土曜日ですね、良い日曜日を!
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上野太一

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Tags: 介護リフォーム