◆ 昨日お届けしました、外壁塗り替えに関して
続きを少し。
そもそも外壁って何故塗り替えるのでしょうか。
このような症状が出ていれば、要検討ですね
僕が思う、外壁塗り替えの必要性とは
① 建物を保護するため。
② 美観性。(見栄えですね)
③ 機能性向上
では、一度塗り替えれば後何年もつの?
と皆さん気になるところですよね。
家屋には塗り替え適齢期というものがあります。
一般的に10年と言われていますが、10年に一度外壁を塗り替えている
ご家庭は、すごく稀だと思います。
だいたい適齢期というのは、塗料メーカーが勝手に言ってるだけなので
あまり気にしない方がいいと思います。
クラック(ひび割れ)の入り方や、数、東西南北の建物立地など
各家庭の状況は様々です。
結婚適齢期と同じですね。
男30歳で適齢期だとすれば、絶対30歳で結婚しますか?ってこと。
ぢゃ30歳の適齢期の時にフリーターやってても結婚する?
僕の娘は絶対そんなやつには嫁にやらん\(゜□゜)/
それと同じですね(全く違う気もするが・・・)
それましたね。。
最近の塗料はすごく良くできています。
そして、塗り替えには昨今このようにローラーで
塗料を塗っていくことが主流です。
塗布は必ず3工程。
下地シーラー(接着剤のようなもの)
中塗り
上塗り
と、塗膜の肉厚を付けていくイメージですね。
前回、外壁塗装は女性の化粧とよく似ている。
と書きましたが、これも似てませんか?
化粧も肉厚を付ければ、
『おたくさん誰・・?』
みたいに、生まれ変わりますよね。
女性は化粧で生まれ変わり、
外壁は塗料で生まれ変わるってことですね。
うまくない?
別に・・・( ̄Д ̄)ノ
確かに・・・( ̄Д ̄)ノ
では、まとめに。
外壁を塗り替える時は、緊急性を除いて、こう考えてみてください。
Q;後、何年この家に住みますか。
■ 10年未満に建て替え・引越しを検討のあなた
やらない方が良いです。
クラック(ひび割れ)など目立つ時は、ピンポイントで修理だけしましょう。
数万円で可能です。
日本の住宅は、外壁を塗り替えたからといって、古家で売買する時
全くといっていいほど、価値は向上しません(価格は上がりません)
一点のみメリットは、
売りやすい。
これだけです。
これは日本は欧米に比べて、建てては壊し、壊しては建ててを
繰り返しているから。
現在、このスパイラルを変えようと、国土交通省はやっきになっています。
住宅版のエコポイントなんかも、ひとつの住戸を長く住まう為にできた制度。
(半分は省エネですけどね)
■ 10年以上は住むつもり。20年は微妙のあなた
塗り替えをお勧めします。
塗料は、耐久年数12年~15年と言われる、セラミックシリコン樹脂を
お勧めします。
30坪二階建てで、ざっくり100万です(適当やなこの見積・・・)
■ 20年以上、できれば建て替えずに後30年は住まうあなた
塗り替えをお勧めします。
塗料は、耐久年数15年超と言われる、フッ素をお勧めします。
雨が汚れを洗い流す、とても良い塗料です。
30坪二階建てで、ざくっと130万です。
あなたのお家は、築何年で
これから後何年住み続けますか?
これをベースにお家のメンテナンス維持費を上手に考えてくださいね。
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上野太一

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