リフォームには大きく3つのパターンがあると思います。
● 一つは、住居をより快適にしたく望むリフォーム。
● 一つは、不慮の事故で仕方なしに行うリフォーム。
● 一つは、営利目的のリフォーム(賃貸など)
そしてこの時期(梅雨)は、
不慮の事故で仕方なしに行うリフォームが非常に多い。
先日も当社の顧客であるお客様から、
「雨漏りをした・・」というお電話を頂戴しました。
この依頼、3つの中で一番嫌なんですよね。
(工事したくないって意味じゃないよ)
もちろん当社にて工事した箇所ではなく、いわゆる経年劣化が多いんですが
一戸建てはマンションみたく、月々の修繕積立金を勝手にとられませんので
不慮の修繕工事は、お客さんにとっては突然の大金が発生するんですね。
従って、お客さんのテンションの低いこと低いことね・・
一番目の住居をより快適にしたい!
という夢のあるリフォームとは雲泥の差ですからね。
放置すれば、悪化する一方なので仕方なしのリフォームです。
<室内天井の雨漏り痕>
<補修を前提に一部捲らせてもらいます>
雨漏りした時に、一番大事なことは『場所の特定』
よくこれをしなくて、考えられる個所全てを修繕しましょう。
なんていう業者がいますが、大きな間違い。
そんな提案をする業者に限って、家屋の躯体構造を理解していないのが多い。
ブログのタイトルにも使っている通り、リフォームとは幸せを生み出すものです。
僕の中で一番嫌なパターンの工事ですが、
その中でも幸せを生み出すことを考えれば、
何がお客さんにとっていいことか?
それは、思いもかけない費用を最小限にしてあげること。
これが一番大事と思います。
その中で、経年劣化から生じた雨漏りであれば、他の個所も同じく劣化している
可能性をお話し、全体的なメンテナンス・修繕を実施されることを教えてあげれば
いいと思ってます。
どうしていくかは、その後何年住んでいくのか計画をされているお客さんに
決めてもらえばいいってこと。
<まずは場所の特定・放水検査>
土間からか?壁からか?
など、場所を特定する。
<放水検査で出てきた水>
今回の検査で土間面(防水層)ではなく、壁面からの漏水であると確定しました。
これで、お客さんは壁面の補修だけで済むってことです。
6月に入って4件同じような事例を抱えました。
お客さんのテンションが低いと、僕のテンションも下げ下げです。。
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上野太一

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Tags: 雨漏り
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見た感じ立派なお宅に見えますが、雨漏りするんですね(>_<)
確かにテンション下がりますね・・・
でも
お客様に安心を与える素敵な仕事ですよね!!
感動しました
テンション上がりましたよ(^O^)
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>職人さんの味方ですさん
僕のブログで一人でもテンションが上がっていただければ、何より嬉しいコメントです。
ありがとうございました!