■ 僕の会社では、HP から新規のお客様に問い合わせを
いただくことがあります。
数は会社によって多い少ないの量りが違いますので、
一概に言えませんが、自社の規模で言えば多いかもしれません。
だから、一か月で僕だけでも結構な量の見積を造ります。
そして、見積もりプレゼンは圧倒的にスピードを高めることを意識しています。
何故なら、ご依頼をいただいた時点からお客さんを待たしている。
こう思うからです。
何でもそうですが、人を待たすのってよくないですよね。
<写真は全く関係なし。さみしいから・・・>
全面リフォームで工事代金2000万を超えるリフォーム見積でも
一週間以内で全て作るようにしています。
提出したお客さんにも、言われることが多いです。
『上野さん、めちゃくちゃ早いですね・・・』
てね。
見積も複数とることが常識になってきた業界なので、他社との見比べで
早い・遅いと判断されていると思います。
■ リフォームを計画したときに、進めていく考え方のお勧めがあります。
それは、6W2Hの考え方。
何かと言えば・・・
WHO 誰が(立場)
WHERE どこを(部位)
WHY なぜ(ねらい)
HOW どのように(仕上げ)
WHAT なにで(設備・部位)
HOW MUCH いくらで(予算)
WHEN いつ(工期)
WHOM だれに(会社)
これが明確に決まっていれば、すごく話が早く進みます。
逆に、リフォームして住まう家族で意見がバラバラであれば、
見積段階から結構な時間を要しちゃうってことです。
これは賃貸でも、持家でも言えることですね。
そして、僕たち業者もこのお客さんの考え方を聞き取るのが
とても重要になってきます。
中でも重要なことは、
WHY なぜ(ねらい)
なぜ、この部位をリフォームしたいかってことです。
子供部屋にするからキレイにしたい。
家族が集うからキレイにしたい。
寒いから暖かくしたい。
日当たりが悪いからよくしたい。
と、この部位をリフォームしたい理由がきっとありますよね。
そして、理由に合わせてベストな提案をするのが、僕らの仕事なんです。
WHY なぜ(ねらい)
を聞かずに、この建材は良いですから、と言って提案すれば
単なる業者の自己満足ですよね。
賃貸物件などいい例です。
WHYは確実に、キレイにして入居率を高めたいから。
ですよね。
そして、
HOW MUCH いくらで(予算)
一番難しいですよね。
何より定価がなく、複数社見積を取れば10%~30%の違いがある場合も
あります。
でもね、複数社とやり取りし、見積もりが揃えば
うっすらですが見えてくるものがあるはずです。
『ここは、安いだけやね』
『ここは、高いものを売りたいんやね』
『ここは、要望を盛り込み且つ WHY なぜ(ねらい)を理解してくれているね』
ということが。
そして、ある程度見えてきた時点で、業者にはHOW MUCH いくらで(予算)
これを明かせばいいと思います。
それまでは、HOW MUCH いくらで(予算)
というのは、伏せておいた方が良いです。
本当は言ってもらった方が、僕たち業者はすごくありがたいんですが、
そこまでの関係はまだ早いしね。
あなたの目に叶った業者であれば、
仮に予算オーバーしたHOW MUCH いくらで(予算)
だって、WHY なぜ(ねらい)
を理解していれば、用途に合わせて減額プランを再提案をしてくれると
思いますからね。
僕たち業者も含めて、非常にスムーズに進行する6W2Hの考え方。
ぜひリフォームの時は、参考にしてくださいね。
そして最後の肝心要、
WHOM だれに(会社)
が決まれば、リフォームとは幸せを生み出す。
ってことですね。
あ、ちなみにここでいう WHOM だれに(会社)
とは、もちろん僕の(僕の会社)ことね
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上野太一

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