■ 今日から二日間、枚方市にて屋根カラーベストの塗り替え工事

を実施しています。

リフォームとは幸せを生み出すもの!

 

リフォームとは幸せを生み出すもの!

カラーベストとは、上写真のような屋根材のことです。

木造住宅の多くに採用されていますね。

正式には、カラーベストはクボタの登録商標なので、

スレートって言います。

僕たちもカラーベストって呼んでいますけどね。

ちなみに、ウォシュレットも正式名称は温水洗浄便座って言うんですよ。

ウォシュレットはTOTOの登録商標。

登録商標が有名になれば、そのまま名称として使われるんですね~。

 

何の話やねん。

 

( ̄Д ̄)ノ

 

ぢゃ本題に・・・

このカラーベスト、当社のお客様にもよく言われることがあります。

「築20年位になるし、ぼうぼち葺き替え?

塗替えを行わないと雨漏りが・・・」

こういう依頼。

これ、実は正解ですけど間違いなんですね。

 

どっちやねん。

 

( ̄Д ̄)ノ

 

建築業界でも、わけのわからない業者は、雨漏りするから塗り替えよう。

って営業をしていますね。

単純に屋根から雨漏りしますよって。

特に程度の低い悪質な訪問販売業者が。

では、何故正解ですけど間違いなのかって言えば、

本来この素材は水を通さない素材になっており、

防水性と塗装とは無関係なんですね。

だから、雨漏りするから屋根塗替えましょ。っていう建築屋さんは要注意。

ただ、下記の知識を持って、塗り替えましょう。と提案するのであれば

これは正解です。

ここが非常に難しいところ。

カラーベストは上記で述べましたが、水を通さない素材ですが、

水が染みこむ素材でもあります。

染みこんだ水は、雨漏り発生のキーポイントであるカラーベスト下に敷設されている

防水シートを損傷することになります。

カラーベストの構造 ↓

リフォームとは幸せを生み出すもの!

アスファルトルーフィングってありますよね。

防水シートのことです。

このようなシート ↓

リフォームとは幸せを生み出すもの!

基本、カラーベストは雨水をしみ込ませて内部の防水シートが

雨水を受けてくれて、カラーベストのジョイントや下部の雨樋へ誘導します。

従い、簡単に言えば

カラーベストはこの防水シートを保護しているだけの素材であり、

肝心の雨漏りは防水シートの損傷ということ。

だから、この防水シートを損傷させない為には、築後10年~を目途に

塗装をした方が良いってことですね。

健全な塗膜をよみがえらせて、吸水を抑止し、美観をよみがえらせる。

これが本来の塗替えの目的です。

この説明ができる、できないで、建築知識を持って提案しているのかが

よく分かります。

カラーベスト内に入り込んだ雨水は、カラーベストのジョイント部分から

吐き出てきます。

このように、カラーベストのジョイント繋ぎ部分、

ちょっと濡れていますよね ↓

リフォームとは幸せを生み出すもの!

ここから入り込んだ雨水が吐き出ているってことなんです。

ということは、この部分は密封してしまえばカラーベスト下に雨水が溜まり

防水シートの劣化を早めたり、大量の雨水であれば受けきれずに

逆流して宅内雨漏りの要因になったりする。

この理屈を理解していないと大変なことになります。

稀に知らずに、カラーベストの塗り替え工事を実施して

今まで漏れたことなどないのに、塗り替え直後から宅内に雨漏りした。

こんな話も聞いたことがあります。

もちろん、一般の方は知るわけもないので、僕が言ってる知らないというのは

業者の方ね。

なぜ、知らなければ塗り替えて雨漏りするかと言えば、

塗料の膜でカラーベストの隙間を埋めてしまうからなんです。

塗膜は結構な粘着力でカラーベスト同士をくっつけてしまうんですね。

そこで健全なる業者が実施するのが、縁切り作業と言います。

どういうことかと言えば、こういうこと↓

リフォームとは幸せを生み出すもの!

これはサンプルで撮影したので塗装仕上げ前ですが、

このように、塗装が仕上がった後にくっ付いてしまった

カラーベストジョイント部分の塗膜をカッターや皮スキなどで切っていきます。

この作業名を『縁切り』と呼びます。

僕も嫁によく言われるセリフですね。

 

縁切るで。( ̄Д ̄)ノ

 

 

失敬。

戻って・・・

でも、この縁切り作業、せっかく仕上がった屋根にカッターで切っていくのって

何か気分的に嫌ぢゃないですか・・?

それと、切った部分は塗膜がのっていませんので、その部分は昔のままです。

何より、そこのお家の人が見れば、せっかく仕上がったモノに対して

鋭利な物で切り裂いていくなんて・・・ね。

そこでナイスな建築部材があるんです。

それは、

『 タスペーサー 』

ようやくタイトル出てきたな・・・

こういう品を↓
リフォームとは幸せを生み出すもの!

カラーベストの隙間に入れていきます ↓

リフォームとは幸せを生み出すもの!

入れることによって、少し浮いた状態で塗料を塗っていきますので

仕上がってからの縁切り作業は不要。

この方が、断然スマートですよね。

当社では基本工程にしています。

金額は、従来のカッターなどによる縁切り作業に比べれば3万~高値に

なります。

でもね、これで10万も20万も上がるなら、

お兄ちゃん~カッターナイフで切って~ 

という気持ちも分かりますが、大切なお家の為に10年に一度するかしないか

この工事に3万予算オーバーなら、僕は断然タスペーサーを勧めるって

ことです。

この問題も、お金だけぢゃないよ。リフォームは。

ということに直結しているかもしれませんね。

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上野太一

上野太一

(株)ダイケンリフォームサービス代表取締役。 1974年7月、大阪で生まれ大阪で育った寅年。1998年24歳で独立開業。2007年に会社を法人化し現在に至る。自社で請け負ったリフォームは、関わった全ての人の『幸せを生み出すこと』をモットーにしている。ブログは2011年5月から2015年5月まで毎日更新を続けたが、丸4年を機に毎日更新は断念。現在は不定期だが、極力更新頻度を高めてます。ブログ記事は商圏に関係なくリフォームに興味のある人・お悩みの人を対象に役立つことを書くように心掛ける。稀にお茶目な記事もあるけど、本当は真面目と風の噂もあり。そこは闇に包んでおこう。 (なんでやねん~☆(ノ ̄皿 ̄)ノ)

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2 Responses to “タスペーサー”

  1. 達哉 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    ベストの塗装工事で 縁を切るのは知っていましたが、スペーサーがあるのは初めて知りますた。
    ほんま社長さんのblogは勉強になります。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >達哉さん
    稀に塗装業者も知らないレベルですからね。
    でも、手作業の縁切に比べれば作業性も良いし、
    見栄えも良いのでお勧めですよ。
    いつも、ありがとうございます!

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