■ 窓ガラスに発生する結露。
ひどい時期は、窓ガラス下部の窓枠にまで腐食を及ぼすほどですよね。
リフォームで解消する最も簡易な工法として
『窓ガラス交換』という工事があります。
今付いているサッシを取り壊すことなく、
アルミ枠を残しガラスだけを
ペアガラス(二重ガラス)に交換する。
という説明をお客さんに言ったとき、稀にこう言われる時があります。
確かに。
僕たち業者は頻繁に行っていて当たり前のようにしゃべってしまいますが
窓の構造から理解していないと分かりにくいですよね。
窓ガラスを交換する時は、サッシ本体から変えないとできない。
こういう風に思っている方もいます。
ということで、非常に需要も高いこの工事
今日はどのような工程を経て、ガラスって交換するのかを記事に
してみますね。
<まずは本体を取り外します>
ここまでは、一般の方も大掃除などで外される時もあるかと思いますので
<アルミ枠からガラスだけを外します>
アルミ枠とガラスは別物なんですね。
アルミ枠はビスで固定されていて、枠を外せばきれいにガラスだけが
↓こちらが新たに取り付けるガラス。
<旧ガラスが外れたアルミ枠に、新たなガラスをはめ込んでいきます>
これで、サッシアルミ枠は前のままで、ガラスだけがペア(二重)ガラスに
ガラスとガラスの間に真空の層ができて、結露防止に繋がるってことです。
この工事が、『窓ガラス交換工事』
ちなみに、現在は住宅版エコポイントが実施されていますので
この工事はポイント対象工事です。
今日説明したサッシ・ガラス交換で1枚/2000ポイント。
二枚なので、4000ポイント頂けることになります。
工事時間も一か所あたり1時間程度。
そして、気になる施工費コミコミの工事代金ですが、
¥25.000~¥40.000位になります(当社単価より)
¥15.000も幅があるのは、枚数によって取り替え施工費が大きく変わって
くるからです。
もちろん、枚数が多ければ多いほど取り替え施工費は
お得になってくるってことですね。
この窓ガラス交換工事は、
変えた瞬間に今までと違うことがはっきりと分かります。
結露はもちろんですが、外から聞こえる音の違いもそうですね。
遮熱効果は、体感で何となく分かる程度かもしれませんが、
こちらも数値上はかなり向上します。
結露や音で悩んでいるが、サッシ本体取り替えまでの大層なことはしたくない。
そんな人には、おススメですね。
こちらの記事もどうぞ

上野太一

最新記事 by 上野太一 (全て見る)
- 約100㎡の室内に間仕切り無しの1roomマンションリフォーム 神戸市 - 2018年2月2日
- 新年あけましておめでとうございます。 - 2018年1月1日
- 大阪市民泊リフォーム - 2017年11月3日
- 中古戸建住宅を購入し好みの内装にリフォームすれば、こんなにも素敵になるんです - 2017年9月27日
- 本当に心地よく、家族全員リフォームしてよかった!!! - 2017年9月15日
Tags: 窓ガラス
SECRET: 0
PASS:
昨年、ガスファンヒーターを頻繁に使ったら、
かつてないほどの結露で、エライ目に遭いました。
ガスファンヒーターを使ったら、
結露しやすいってことを知らなかったんです…。
ペアガラスは知っていましたが、
工事が大変だろうな…って思っていました。
枠をそのまま使えるということは、
それぞれのペアガラスは、
元々のガラス1枚分よりかなり薄いということですか?
SECRET: 0
PASS:
>なにわのカワイコちゃんライターさん
住まう人のスタイルによっても結露の程度は変わってきますね。
ガラス一枚分の厚みは基本同じです。
多い例を挙げれば、今付いているガラス厚み3ミリ。ペアガラスは3ミリガラス+6ミリの真空層+3ミリガラス。計12ミリになりますが、今のサッシ枠に収まるってことです。
正確にはアルミ枠より若干はみ出てしまいますが、そこはガラスメーカーにてアタッチメント付きという品があるので、収まりも完璧です。
ブログUPしたのも正確には、アタッチメント付きペアガラスですね。
このように、あまりに厚みのないサッシ以外はガラス交換できるってことです。
僕の経験上は、かなり高い確率で可能ですね。
コメント、ありがとうございました!
あ、交換するならダイケンリフォームサービスね(´0ノ`*)