大工がこの気持ちを忘れたら・・・

■ リフォーム会社の多くは、実際に工事にあたる職人さんを

外注します。

僕の会社も例に漏れずです。

大工さんや水道屋さん、その多くが外注職人さんです。

だから僕の会社で協力していただいている業者さんは、他でも多く取引先を

抱えています。

ある時は新築をしたり、ある時は公共工事をしたり。

この外注制度は、とても分かりやすい現象が起きる。

それは、一年365日多忙を極める職人さんは、とても腕が良いってことです。

だって、他社も絶対的にそうですが、腕の良い職人さんに自社のお客さん宅

リフォームをしてもらいたいですよね。

それが信用に繋がるんだからね。

逆に、ちょっとでも腕の悪い感を見抜けば、正直二度と来てほしくないですよね。

だって、それが信用に繋がるんだから。

日当を下げてでもお願いしたい、と懇願される場合もあるが

これは金額の問題ぢゃないんですよね。

いくら日当を下げてきてもらっても、下手な仕事をされてクレームに

繋がれば、信用を失い結果お金では買えない損失をこうむります。

これは目に見えているんで、僕は協力業者さんを施行金額の安さで判断

しません。

そして、僕の会社の協力(強力)業者さんは、圧倒的に前者が多い。

みんな超多忙です。

リフォームとは幸せを生み出すもの!

昨日ブログの記事にもしましたが、現在大阪府大東市で

全国複数地域に拠点を構える法人企業の工場内軽作業台の造作を

行っています。

本来、別注家具屋さんが扱うような内容ですが

そこまでのクオリティを求めておられなかったので、

当社外注業者の大工さんにて制作を行ってます。

現場に常勤しているのは、

リフォームとは幸せを生み出すもの!

こいつ。

基。

この野郎。

基。

このバカ。

基。

この大工さん。(あ、写真ブログUPはもちろん未許可です)

僕の会社の大工工事業を請け負って10年位は経つと思います。

僕はあまり外注業者さんをコロコロ変えるのは、好きぢゃないので

あまり10年前と変わっていないと思う。

ここ数か月、

大恩あるこの僕の言うことを聞かず、当社の業務をことごとく断ってきた。

大工職は当社で3~4組の外注先。

その中の一組で、今回日程の都合が付いたので来てもらってます。

こいつ。

基。

この野郎。

基。

このバカ。

基。

この大工さんに会うたびに思い出すことがあります。

平成17年(約7年前)に実施した3階建て木造住宅の全面リフォームのこと。

<BEFORE>
リフォームとは幸せを生み出すもの!

<AFTER>
リフォームとは幸せを生み出すもの!

当時は、よく外注業者さんとお酒を酌み交わしました。

支払いの度に居酒屋さんなどで、多くの業者さんと。

最近は、あまり行かなくなりました。

(だって、そんなおっさんと飲んでるより娘と家で遊ぶ方が面白いから)

飲んでいても仕事の話ばかりです。

僕の想いをよく聞いたと思う。

それは、リフォームにかける想い。

お金ぢゃないよ、リフォームは。ってこと。

クライアントに喜んでもらえれば、お金は後からついてくるってこと。

大工ともよく話をしました。

君は何で大工になったんや?

この答は僕の中では決まってるんですよ。

それは、良い家建てたいから。

大工がこの気持ちを忘れたら、僕は終わりだと思いますね。

リフォームでも一緒なんですよね。

良い住まいになるために、今までの経験と技術を120%出し切って

クライアントに喜んでもらって、初めて報酬が付いてくるんです。

これを忘れたら、いくら良い腕を持った業者でも今の時代、仕事を受注できないと

思います。

まして、自分から日当を下げるから仕事をください。

なんて言うようになったらもう終わりですよ。

当時、度々酒を酌み交わした業者各位によく言ってた記憶があります。

そのダイケンリフォームサービス代表者の想いを察してか、

察していないのか・・・

上記のBEFORE/AFTERのリフォーム現場で、材木費用を実行予算を

大きく上回ることをしでかした。

実行予算とは、ひとつの案件で全体工事の予算繰りをして計画することです。

もちろん、売上-実行予算が会社の利益になるわけですが、

こいつ。

基。

この野郎。

基。

このバカ

基。

この大工、僕の実行予算材木費を軽自動車の新古車が買える位に

オーバーさせた。。

ある日現場の管理に行った時、どこに使うねんこれ・・?

という位の構造用合板が山積みしてあった。

構造用合板とは、主に下地に採用されて耐震補強の部材としても用いります。

聞けば、

木造の3階建てなので、横揺れが収まるように壁に全て張りつけようと思って。

壁に全て・・・?

貼り付ける・・・?

ま。確かに総木造の3階建てなので、耐震性に若干心配はあるが

そこはリフォームが始まる前に、当然僕が話をした結果

予算とも相談し妥協した点でもある。

簡単に言えば、

こいつ。

基。

この野郎。

基。

このバカ。

基。

この大工さんは、僕にも無断でお客さんのためだけを思い

勝手に耐震補強工事を実施したってことなんです・・・

もちろん、こんな追加工事は請求できるわけもなく、

当時、

こいつは誰にも分からんように世の中から消したろか。

と、思ったが。

『お客さん、喜ぶと思いますよ』

という一言で、全てがかき消されたのをよく覚えています。

いつも僕が言っていることは、ちょっと違うんだけどね。

こんなことばかりでは、破産の一途ですからね。

無事に引き渡しを終えて、数か月してお客さんと会う機会がありました。

その時、こう言われたのをすごくよく覚えています。

お客さんの家は、新築当時建売住居。

隣数件が、全く同じ構造同じ階数の住居なんですね。

引き渡しが終わってから、震度2~3位の地震があったみたい。

地震があった翌日、お隣さんと前道で挨拶を交わした時、

お隣さんにこう言われた。

『昨日は結構揺れたね~大丈夫だった?』

てね。

そして、僕のお客さんは全く何のことか分からず。

夜だったので自宅に居たんですが、地震による揺れを感じなかったそうです。

これを聞いた時、思いましたね。

軽自動車の新古車を買ったその日に、車両保険に入らず乗っていて

全損事故にあったと思えば、全然大したことねェ。

てね。

ま・

願わくば、その軽自動車の新古車で

この大工に突っ込めたら、

尚理想だったりしてね

長年商売していれば、色んなことがありますが

これからも、僕の想いを受け継ぐ協力(強力)業者さんと

良いリフォームをしていきたいですね。

持論である、リフォームとは幸せを生み出すもの!

の中には、協力業者さんも幸せになることが含まれていますからね。

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上野太一

上野太一

(株)ダイケンリフォームサービス代表取締役。 1974年7月、大阪で生まれ大阪で育った寅年。1998年24歳で独立開業。2007年に会社を法人化し現在に至る。自社で請け負ったリフォームは、関わった全ての人の『幸せを生み出すこと』をモットーにしている。ブログは2011年5月から2015年5月まで毎日更新を続けたが、丸4年を機に毎日更新は断念。現在は不定期だが、極力更新頻度を高めてます。ブログ記事は商圏に関係なくリフォームに興味のある人・お悩みの人を対象に役立つことを書くように心掛ける。稀にお茶目な記事もあるけど、本当は真面目と風の噂もあり。そこは闇に包んでおこう。 (なんでやねん~☆(ノ ̄皿 ̄)ノ)

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4 Responses to “大工がこの気持ちを忘れたら・・・”

  1. SECRET: 0
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    いつも楽しくブログ拝見させて頂いてます。
    今主人と家を建てようと色々情報集めている最中です。とても良い工務店に出会う事ができました。
    まだリフォームをすることはありませんが、リフォームするなら是非上野さんにお願いしたいと思うほどブログから情熱が伝わってきます(*^▽^*)

  2. 良縁処 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    あはは~(;^_^A
    本当に、ば〇が付くほどの正直者?の方ですね。
    商売って、大変ですね~≧m≦

  3. SECRET: 0
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    >言葉で心を癒す絵本作家さっちゃんさん
    住は聖域なり。
    という言葉があります。新しいお住まいが『幸せを生み出せる住居』になること、陰ながら祈っていますね。
    コメント、ありがとうございます!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >良縁処さん
    7年経ったお客さんとは、いまだに懇意にさせてもらってます。
    そう思えば結果オーライかもしれませんね。
    いつも、ありがとうございます!

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