■ 最近ブログでもよく書いているように、
国土交通省はここ十年で、良質な中古住宅を増やそうとしています。
長持ちさせる住戸スタイルに変えようとしています。
それにはリフォームが不可欠で、
僕の業界が活性化されてとても良いことだと思います。
でもね、リフォーム屋って誰でも出来るって皆さんご存知でしたか?
例えば、日曜大工が大好きで素人以上プロ以下の
そこのおぢさん!
あなたも!
今日から住宅リフォームのプロとか言っちゃって
開業できるんですね。
何だって!?
一体ぜんたいどういうことよ!?
と、このブログをご覧いただいている全国7.325.665人の方が
思われたことでしょう。
驚くなかれ・・・!
住宅リフォーム業とは・・・!
開業するのに・・・!
一切の許認可が・・・!
不要なんです。
だから、
『ハイ。僕今日からリフォーム屋になりますわ』
という自己宣言のみで
どこに届け出る必要もナッシング。
恐ろしい話と思いませんか・・?
ちなみに、
許認可不要の請負額は500万円以下。
以上の請負は出来ないとされています。
でも、500万以下のリフォームなんて結構な規模ですよ。
キッチンを取り替えて、お風呂をリフォームし、内装を一新させて
例えば400万だとすれば、このリフォームを許認可を受けていない業者が
請け負うんですよ・・?
請け負うことができるんですよ・・?
ちょっと怖いと思いません?
もちろん、世の建築リフォーム業の多くは
実務経験を積み、
必要な資格を取得し建設業の許可を得て営業しています。
『おくさん屋根ずれてまっせぇ』
『外壁工事近所でやってまんねん』
という、程度の低い訪問販売しか脳のない
おぢさん集団は、許認可を受けている会社は少ない。
許可・許可と全ては書類申請だけなので
取得されていなくても、良い業者や良い人間も居るかもしれません。
でもね、
大切な住戸をリフォームするんです。
最低限の許認可は取得した業者へ依頼されんことを
心から願いますね。
許認可を受けていないモグリの医者が居れば
テレビニュースにも報道されるのに、建築業界は放置ですよ。
人の命が危うい医療関係は絶対かもしれませんが、
リフォームだって、施工を誤れば人の命を奪いかねないですよ。
精神的苦痛も強いられる可能性だってある。
住宅リフォーム業とは500万以下であれば
許認可が不要。
建築リフォーム業全ての会社が取得していて当たり前。
この既成概念は、今すぐ取り払ったほうが良いと思いますね。
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上野太一

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知りませんでした。
勉強になります。
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500万なんて 殆ど改築同然で
躯体やら強度計算が必要な部分をいじる工事まで含まれるのにど素人がいじっても
良いなんて。。コワイですよね。
値段じゃなくて 構造 強度に関わる部分で
業者を区別して、いじっていい所とダメな所を
指導して行かないと
この国は恐ろしい建物ばかりに
なっちゃうぞって思います。
この前も大きな地震が来たばかりなのに。。。
行政しっかりしろーーですよね。
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>ゼット君「ゼットソー(メーカー)の営業でごじゃります」さん
そやったんですよ~
意外と知られていないですよね。
いつも、ありがとうございます!
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>きるたさん
ほんとですね。500万あれば大抵のリフォームができますからね。
ま、悪徳な輩は500万オーバーでも平気で許可無しでやりますけどね・・
いつも、ありがとうございます!