十数年この業界(リフォーム)に携われば、色んな建材を扱います。
キッチンやお風呂など各水廻りはもちろん、
壁材や屋根材に至るまで。
今日は僕が過去行ったリフォームで、「これ、良いなぁ~」
と思ったものを紹介しますね。
今回はサッシに関して。
サッシとはもちろん窓のことですが、
一言に窓といっても結構な種類があるんです。
『引き違いサッシ』
『シャッター付サッシ』

フルオープン可能なサッシ
上下に開閉する『上げ下げサッシ』
サッシの種類に入りますね『ガラスブロック窓』
『丸窓』、これ一応開閉できます。
サッシに関して言えることは、
やはり適材適所が望ましいということ。
南面で採光を取り入れたい個所には、大きめの引き違いサッシ。
目の前にあるガーデンスペースと一体化を図りたい時は、
フルオープンサッシなど。
西面やお隣さんの目線が気になる時は、
ガラスブロック窓や丸窓などがやはり良いですね。
ま、このように立地条件によって異なってきますので一概にこれは良いよ、
っていう品がありませんね。
過去の経験で言えることは・・・
少し値段が張ってもシャッター付サッシは電動にするべき。
何故なら、シャッターがあるいじょうは、必ず就寝前には締めますよね。
今の時期はまだマシですが、虫が多い時期は最悪です。。
シャッターを閉めるには網戸も開放しますので、
網戸を開けた瞬間無数の虫が入ります。
これはいただけない・・・
僕も数年前に取り替えたんですが、ケチって失敗でしたね。
今ではそのせいで、窓を1秒で開けて、
網戸を0.8秒で開けて、シャッターを1.1335秒で閉めるという
全ての動作を超早業で行うことを余儀なくされています。。
快適性の面で言えば、サッシの形状よりガラスの性能が重要視されます。
昨今の新築住居やリフォーム取替えサッシでは、ほぼ100%近く採用されている
『ペアガラス』
国土交通省からエコポイントもいただけるため、ここ数年でかなり伸びましたね。
ペアガラスとは、このようにガラスが二重になっており
内部に真空を設ける事によって結露や遮音効果を図ったものです。
(画像は日本板硝子さんのペアマルチスーパー)
こちらのサッシガラスで僕が良いなぁ、と感じる品はこちらの
『防犯複層ガラスセキュオペア遮熱高断熱』
ポイントは防犯ガラスであること。
1階廻りで格子も無い個所や、
家屋の目に付かない泥棒が好みそうな個所に適しています。
メーカーさんの実験で、この防犯ガラスを割るには、
ハンマーで叩きたおしても5分掛かります。
防犯資料によれば、泥棒が諦める時間ですね。
加えて、複層の遮熱高断熱になっており暑さや結露にも優れています。
ただ、めちゃくちゃ高いので、適材適所で採用したい品ですね。
泥棒には何かをとられるより、侵入されたことが気持ち悪いし、
ご家族が家に居れば大変なので
ここは少し予算を費やしても採用したいところですよね。
そしてサッシと言えばもうひとつ、
こちらも昨今人気の内窓
単純に言えば、今ある窓の内側にもう一重窓を付けるということ。
この商品は、例えば大きな道路沿いに面した窓に有効ですね。
とにかく音がかなり軽減されます。
加えて、今ある窓をペアガラスにして、内窓をペアガラスにする。
これで窓が4重になるので、外の音が全く違いますね。
採用したい個所は、道路沿いとあとひとつ、そう寝室です。
やっぱりゆっくり寝たいですよね。
サッシひとつをとっても色んな材があるものでしょう。
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上野太一

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