■ リフォームに関わる追加工事に関してを綴ってます。
先日UPした、①打ち合わせ不足から出る追加工事 も見てね。
今日は、②の壊してから出てくる追加工事に関して
お話しますね。
*前回同様イラストは何の関係もありません・・
写真をUPする記事じゃないので、寂しいだけ。。
壊してから出てくる追加工事。
この追加工事、割合で言えば結構多いと思います。
一番多いのは、お風呂のリフォーム。
在来工法(タイル貼りのお風呂のこと)からユニットバスに。
需要も非常に多いリフォームのひとつです。
リフォームしたい!
と思う位だから、結構な使用年数を経過しています。
20年とか、30年とか。
これだけの年数使用し、メンテナンスを実施していないご家庭で多いのは
お風呂の前、脱衣室の床がブワブワしてきた・・
タイルの目地割れがひどくて・・・
この現象からリフォームを決意される場合が多いんですが、
これは、僕たちリフォーム専業者から言わせれば、かなりの赤信号
なんですね。
何故かと言えば、
脱衣室の床下に漏水している可能性が大だからです。
長年漏水を続ければ、床もブワブワしてきますし
何より、シロアリが好む湿気を生んでしまいます。
お風呂を壊したときに、シロアリを見つけた。
何ていう話は、僕が経験してきた中で10件中1件位は有ります。
そして、もう既にシロアリが食べた後。
という現象もあります。
この箇所は、やはり壊してみないと何とも言えないのが現実です。
でも、
ここでも、僕たち業者にできることってあると思うんですね。
それは・・・
★ 事前に隠蔽部の危険性をお話すること。
★ 万一、隠蔽部の追加工事が付帯した時の金額を明確にすること。
この二点です。
もし、この二点が事前にしっかりと説明できていなければ、
この,壊してから出てくる追加工事も、
はっきり言って業者の責任です。
昔、こんな話を聞いたことがあります。
僕のお客様で、子供夫婦がマンションを購入されました。
その当時は、まだ当社とのお付き合いはありません。
購入先のマンションを全面リフォームしたそうです。
その際、老朽化したサッシを取り替えたいと業者に要望したそう。
これは、建築関係者なら誰しもが知るタブーな工事。
分譲マンションのサッシは、共用部にあたるので各戸所有者さんが
勝手に取替はできないんですね。
何故なら、各所有者さんが好き勝手に取替を実施すれば、外観上の景観
を損なうことや、躯体構造を勝手に脅かす可能性があるため。
何と、この業者さん、知ってか知らずか(知らんかったんでしょう)
取替を勝手に実施しちゃったそう・・
当然、管理組合から・・
『おたくさん、何してくれますの。』
という、クレームが。
ここまでなら、あなたバカね。
で、最悪済ますこともできるが、
『取替を実施したが、管理組合からダメと言われて、元に戻しました。
同じサッシを新品に取り替えたので、取替代金をくださいな』
という、追加請求をしてきたそう・・・
これは、今まで僕が聞いた中でも最大級に馬鹿げた話ですね。
このように、壊してから出てくる追加工事、最後に紹介したのは
稀に見る事例ですが、
起こさない為には、業者さんとの密な打ち合わせが必要ですね。
では、次回は
③の工事途中、ユーザーさんが自分で追加したくなる工事
を近日UPしますね。
こうご期待いただければ嬉しいです。
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上野太一

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