■ 十数年この業界(リフォーム)に携われば、色んな建材を扱います。
キッチンやお風呂など各水廻りはもちろん、壁材や屋根材に至るまで。
今日は僕が過去行ったリフォームで、
「これ、良いなぁ~」と思ったものを紹介しますね。
今回は屋根に関して。
リフォームで屋根、と言えばこのように瓦葺きを↓
撤去して↓
(すごい土の量でしょ?昨今はこの土の重量が重いので、
耐震性がないよ、っていわれています)
下地を施し↓
防水シートを敷設し↓
(瓦でもスレートでも、万一漏水があった際には、
こちらの防水シートが水を受けて階下への雨漏りを止めています。
築年数からの経年劣化は瓦材の損傷もありますが、
こちらの防水シート破損も結構多いですね)
カラーベスト(スレートとも言います)で仕上↓
このパターンが非常に多い。
このカラーベストの利点は、瓦や軽量瓦に比べて安価であること。
そして、瓦と下に乗っている土を下ろすことによって、
軽量化になり耐震性が高まるという点。
デメリットは、瓦に比べて非常に夏が暑いという点ですね。
特に今まで土が乗っていて、カラーベストに変えた時の暑さは、
かなりのものなので要注意です。
そして、僕が良いなぁ~と思う屋根は、和洋に関わらずやはり瓦系が良いですね。
瓦でも、昔ながらの粘土の焼き物ではなく、軽量瓦。これが一番良いと思います。
耐震性にも優れてますし、デザインも和洋そろってます。
軽量瓦の中でも色々ありますが、
これをツラツラ述べれば非常に長くなりますので、省力。
<当社施工例の軽量瓦への葺き替え工事前>
<軽量瓦への葺き替え工事後>
見た目の存在感、というかしっかり感も何となく違うでしょ?
そして、軽量瓦は何と言っても夏の暑さも軽減できます。
やはり、屋根に関してはデザインや金額も重要ですが、宅内の快適性も考慮したい
ものですね。
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上野太一

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