■ 着工から今日で11日目を迎えた
大阪市城東区Y様邸、マンション住宅。
<BEFORE>
<本日夕方頃>
今日で、ほぼ大工さんは終了しクロス屋さんが現場入りしています。
新たに設けたダイニングの収納、ステキングです。
7段あります。
可動します。
配列を分けれるように3分割してます。
クロス屋さん、貼るために一度全部外します。
ごめんやでぇ・・( *´艸`)
と、マンションリフォームもやりながら
今日は、これぞ和風!
のお家で、
ちょっとした修繕もやってきました。
当社の顧客さんのお家で、
屋根瓦が一部欠落したので、ちょっと修繕を。
一日で完了のプチ修繕ですが、この写真で見ても分かるほどに
旧家の邸宅です。
ほんと立派なたたずまい。
これぞ日本建築って感じですね。
築年数は聞いたことありませんが、多分70~80年位だと思います。
いや、もっと古いかもしれませんね。
そしてその屋根瓦。
おそらく新築から一度葺き替えを行っているんでしょう。
お庭に、こんな瓦が飾ってありました。
これね、鬼瓦と言われる部位の七福神瓦なんですよ。
鬼瓦って、どこの部位にあたるかと言えば、
棟瓦や降り棟の端になる部分。
分かりやすく言えば、お城なんかにシャチホコとかありますよね。
あの部分ね。
鬼瓦なので、鬼のデザインもありますが、基本は魔除けなので
鬼に限らずなんです。
沖縄で言えば、シーサーみたいなものなんですよ。
ちなみに、僕たち建築業界人は『鬼』と略します。
ちなみに、大阪弁で『鬼』と言えば最強を意味します。
例えば、鬼のような渋滞。
もうそれはそれは、めちゃくちゃとか半端ぢゃないとか、恐ろしいを
通り越し、想像を絶する時に言うセリフ。
『 今日の道、なんなん。。鬼のように混んでんねんけど 』
さ・あなたも明日から使ってみて。( *´艸`)
(/・ω・)/ 何の話ぃ~
失礼。
こういう意匠性の高い鬼瓦を葺かれている場合、
葺き替えの時には、必ず保管しておく家が多いんです。
魔除けとして、今まで家を守ってくれた。
そういう感謝の意も含まれているんでしょうね。
だから、上画像の七福神瓦は70~80年前の物なんですよ。
歴史を感じますよね。
いつまでも保管しておいてほしいですね。
そして今、こちらのお家に葺かれている鬼瓦は・・・
これ分かります?
実は・・・・
そう。鶴なんですよ。
芸術ですよ、これは。
この鶴は、大屋根棟端に葺かれていて、その下にある降り棟端には
何と・・・・
亀です。
鶴亀セットの鬼瓦。
すごいですよね。
滅多に間近で見る機会がないので、進んで屋根の上に上がりましたよ。
勉強になることはもちろんなんですが、
こういう日本建築って、昨今どうしても減少していますよね。
それは時代の流れで致し方ないことかもしれないけど、
この風格、未来永劫に渡って続いていってほしいな。
何てことを屋根の上で感じた。
さー
明日は日曜日。
お休みを頂戴しますー
娘と鬼のように遊ぶぞー(=^・^=)
っと、こういう使い方も有りです。
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上野太一

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いやー。
とってもステキングな収納!!
鬼程細々した物が仕舞えますね♪
そんでもって、瓦スゴーΨ( ̄∇ ̄)Ψ
こんな立派な瓦屋根のお家が大阪にもあるんですねー!!
こりゃ、社会見学の域ですな。。。
引っ越し作業で腕足腰ガクガクです。
マンションから3F建てへの変化は
鬼程しんどいっ!!(笑)
SECRET: 0
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>seetackさん
流石ナニワっ子( ^ω^ )
鬼の活用が、御上手で。( ^ω^ )
カッカッカッカッカ( ^ω^ )
一階から三階に一気に上がれば、息きれるでぇ( ^ω^ )